亜鉛の効果・効能

亜鉛の効果として知られているのが味覚の正常化です。
味覚はご存知のように舌で感知し、そのためには味蕾という機能が正常でなければなりません。
亜鉛は味蕾にある味細胞の代謝を活性化し、甘い、辛い、すっぱいなどの正常な味覚を脳に伝えるのです。

 

それから抗酸化作用と免疫力アップが亜鉛にはあります。
SODという抗酸化酵素が体には備わっているのですが、亜鉛はこのSODを作るのに必要不可欠です。
また網膜をはじめとした粘膜を正常にし、免疫細胞を活性化するための酵素を作るたんぱく質を合成するのに役立ちます。
男性の場合は亜鉛で夫婦生活がうまくいくという話を聞いたことがあるかもしれませんが、亜鉛には精子を作るためのミネラルが備わっており、前立腺を正常に機能させます。
女性の場合も卵巣に働きかけることで生理のリズムを正常にするなど男女ともに生殖機能の正常化には欠かせない成分となっているのです。
最近テレビCMでよく見かけるのが薄毛や脱毛の治療に関することですが、亜鉛は髪の毛の健康に必要不可欠です。
皮膚の健康を保つという意味で亜鉛は重要な役割を果たしているのですが、また毛根にも亜鉛が含まれていますから、亜鉛が不足するということは健康な毛根が育たない、つまり髪の毛が生えてこないということなのです。
艶のある黒い髪の毛を生やすためにも亜鉛は大切な要素と言えるでしょう。

亜鉛が含まれている食品・飲み物

そんな亜鉛を多く含むとして知られているのが牡蠣です。
牡蠣は北海道や広島県、宮城県など日本各地で獲ることができますが、海のミルクと呼ばれるほど栄養が豊富です。
しかも1日1つ食べれば十分に亜鉛を補給することができますので、牡蠣が好きな方はぜひ取り入れましょう。
牡蠣が苦手という方でも牛肉の肩や赤身部分、また和牛にも、さらに豚肉の肩や鶏もも肉にも亜鉛が含まれています。
中でも牛肉やホルモンには多くのホルモンが含まれており、動物性たんぱく質も含まれていますので亜鉛の吸収率は高くなります。
女性の美容のために欠かせないと言われている大豆にも亜鉛が含まれており、ダイズから作られる味噌親豆腐、納豆にもわずかながら亜鉛が含まれています。
抹茶にも亜鉛が多く含まれていますので、溶かすタイプの抹茶などを活用してみるのもお勧めです。
他には食パンや精白米、蕎麦を始め、あじやいわし、さんまにあさり、全卵に亜鉛が含まれています。
亜鉛は健康を維持し、快活に生活を送るのに欠かせない成分ですから、普段の食事の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。