脂肪肝の症状

基本的に脂肪肝になっても自覚症状が現れることはなく、痛い、かゆいと言ったこともありません。
というのも肝臓の細胞はダメージを負えばすぐに回復しようとしますし、細胞が回復している間に別の細胞がその働きをカバーしようとします。
肝臓にある3000億個もの細胞のうち半数がダメージを負ったとしても肝臓の機能自体は全く問題がないと言われているのです。
ただ状態が進めば血行が悪くなるため、疲れを感じやすくなるという症状は出てきます。
血液中の脂肪分が増えるのが脂肪肝ですから血行が悪くなり、体全体に酸素が行きわたりづらくなりますし、老廃物や二酸化炭素の排出もままならなくなってしまうのです。
その結果疲労物資いつが筋肉に溜まってしまい、右側の肩こりを感じたり、ボーっとして集中力が欠如する、イライラすると言った症状も出始めるのです。

脂肪肝の原因

脂肪肝の原因は食べすぎと飲みすぎの2つにあると言われています。
特に炭水化物は小腸から吸収された後肝臓で中性脂肪になりますので、炭水化物の取りすぎは脂肪肝につながってしまうのです。
さらにお酒は肝臓でアルコール分解が起こる要因ですが、アルコールが多いと脂肪酸の分解が行われづらくなり、脂肪肝に近づきます。
肥満とも大きな関係があり、消費できなかった糖質が肝臓の中で中性脂肪として蓄積され、脂肪肝になります。
逆に角のダイエットも低栄養性脂肪肝を引き起こし、インスリンの分泌が少なくなって痩せる代わりに筋肉組織にある糖分が肝臓に中性脂肪を蓄えることで体を聞けんから守ろうとするのです。

脂肪肝の予防と対策

脂肪肝対策を取るには運動と食事2つの方法がいいとされています。
特に運動は脂肪燃焼を促す20分以上の有酸素運動がいいと言われており、早歩きの方が効率もいいと言われています。
有酸素運動にはウォーキングのほかにもジョギングや水泳、ヨガなどがありますので取り入れてみるといいでしょう。
食事は栄養バランスを考え、1日3食規則正しく食べることが大切です。
脂肪分の少ない食事を取るように心がけ、野菜や果物もしっかり食べるといいでしょう。
特に抗酸化物質であるビタミンCやビタミンE、ポリフェノールは肝臓の脂肪分解に大きくかかわっています。
脂肪を生み出し、ため込むのを抑え込んでくれますから、緑黄色野菜やナッツ類、ゴマ、紫色の食べ物などを意識してみるといいでしょう。
また1日2杯のブラックコーヒーが脂肪肝を防ぐとも言われています。
珈琲にはクロロゲン酸という抗酸化物質が含まれており、脂肪が肝臓に蓄積されるのを抑えてくれると言いますから、食後に飲んでみてはいかがでしょうか。
このように脂肪肝は初期段階では症状がないものの次第に症状が現れますので、思い当たる原因がある方は対策を練ってみてはどうでしょうか。